自閉っ子の心身をラクにしよう!
「自閉っ子の心身をラクにしよう!」
睡眠・排泄・姿勢・情緒安定を目指して今日からできること/著者・栗本啓司
■自閉スペクトラム症の身体に現れる症状について、からだ指導・あんじんの栗本啓司さんと編集者の浅見淳子さんの会話式でまとめられた本。自宅ケアで子ども~大人まで、心身の安定を目指せる内容になってます。
この本、オススメの人!
- 子育てに悩んでいる親御さん、支援者
- 身体の不調に悩む方
本を読んで学べること!
- 自閉っ子の身体に現れる症状の理由が分かる
- 一日の疲れの回復が早くなる
- 勉強、仕事、生活が安定してくる
実践してみた
実際に、身体アプローチを私の身体で体験。3日目くらいから呼吸と眠りの深さを実感。疲れもとれるし、生活しやすくなりました。更年期の皆さんにもおススメです♪
実践するときの注意点
身体アプローチについては、「上手くできない」「どれくらいやれば改善するか?」などなど、様々な疑問が飛び交っていました。
どうやら私たち親は、指標に慣れ過ぎて、自分の身体の心地よさに鈍感のようです。
要は、自分の身体がラク(心地よく)になればOKってことです。また、お子さんに身体アプローチをやってみて嫌がるなどの場合は、我が子の心地よさを探してみてください。
本を読んで思ったこと
本の表紙には、睡眠・排泄・姿勢・情緒安定を目指して今日からでもできることとありました。興味を惹かれ最初のページを開くと、デーンっと自閉っ子の姿勢の絵(本を参照)。
見た瞬間に「あっ!それ、うちの子です!」と。(笑)
自閉っ子の心身をラクにしよう! 睡眠・排泄・姿勢・情緒の安定を目指して今日からでき [ 栗本啓司 ]「自閉っ子の心身をラクにしよう!」を読み終わった後、心はすでに軽くなっていました。これまで療育というものは、専門家を探すところから始まり、情報にたどり着かないことの方が多かったからです。身体に着目した本に出合ったことがなかったため、これが発達障害=身体に着目できたはじめての本でした。
本を読むと自宅でケアでき、お金もかかりません。ホントにこれだけで?と驚きでした。拍子抜けするほど、生活に密着したケア。薬に頼らない方法を見つけられたことが、ものすごく嬉しかったです。
番外
自閉症の子が頭を壁に打ち付ける自傷行為のある人(児)についても納得でした。改善策もありましたので、ぜひお読みください。
自傷行為⇒頭をごんごんぶつける人は?
あれは自律神経を整えようともがいているようです。
栗本啓司著:自閉っ子の心身をラクにしようP49